交通事故で痛みはないけど通院しないといけないの？

こんにちは。南さがえ接骨院です。これからの季節は雪の影響で交通事故多くなる時期です。
ですので、本日は「万が一交通事故に遭い、身体に痛みがないけど通院したほうがいいのか？」というテーマについてお話しさせて頂きます。

交通事故の特徴としては事故直後はそれ程気にならなかった症状が数日後、多いように感じます。事故後は神経が興奮状態にあるのであまり痛みを感じにくくなっており、病院・整形外科でレントゲン、MRI等の画像検査の際に、「特に異常なし」と診断されることがあります。

なぜなら事故では筋肉や腱、靭帯、神経などの微細な負傷が多く、これらの部分はレントゲンなどの精密検査では骨の異常以外は写らないため判断ができないのです。なので患者様は「症状が軽いから大丈夫」「痛みがないから大丈夫」などと思ってしまい、そのまま放置してしまうことがあります。

万が一そのままの状態で放置してしまうと、筋肉が硬直してしまい症状がどんどん強くなり、治療をしても治療期間が長くなってしまい後遺症が残りやすくなります。後遺症になってしまうと、数年〜数十年に渡って症状が治りにくくなってしまいます。

他にも交通事故の特徴として事故後の不調は身体の痛みや症状が不安定なためそのままの生活を我慢して送っていると事故治療は終了しているおり、見た目ではわかりにくいため、周囲になかなか理解されず、それがストレスとなり、精神面でも不安定になってしまうことが多いです。ですので、早期に治療を行った方が何倍も速く症状の改善ができます。交通事故治療を出来る限りしっかりと行い、その時の痛みや負担をすぐに治療して軽減しておくことが大切です。

交通事故後、身体の不調がなくそのまま放置してしまうと、事故後は神経が興奮状態にあるのであまり痛みを感じにくく、時間と共に身体に違和感や痛みが出始めることがあります。

その際に自賠責保険を使って施術をしたいと思っても、保険会社や整形外科から事故日より時間が経っているため交通事故との因果関係が認められないと断られてしまう場合があります。

その場合、自己負担で身体を治療しないといけなくなり、本来支払われるはずの慰謝料がなくなってしまいます。事故後、病院・整形外科で診察を受けていれば、後々に痛みが出始めて整骨院を通院したいとなった時、自賠責保険を使っての施術が認められる場合がありますので、損や後悔をしない為にも必ず事故後は病院・整形外科で念のため一度診察しましょう。